独身が寂しい人に出逢いをもたらす学びと行動

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出会い・婚活

独身アラフォー&アラフィフ男女がいま向かうべき「自然な出会いがある場所」とは?

トレッキングで登頂を喜ぶ男女の画像

結婚を望みながら独身の長引いている人が、その理由を問われて異口同音に口にする回答が「出会いが無い」。 でも、その「出会いが無い」も、「出来る努力はしてみたけれども結婚に至るような出会いに恵まれない」というのと、「いつか理想の人との出会いが訪れるだろうと期待していたけれども一向に出会いが無い」というのとでは、ずいぶん意味合いが違ってきます。

前者のように出会いを得ようと行動してこられた方は、それなりに婚活疲れもあるでしょうけれども、軌道修正を試みながらもう少し諦めずにいれば出会いが訪れる可能性は大いにあります。

一方で後者のような場合は、おそらく今後も出会いが訪れる可能性は0に近いでしょう。口を開けて待っていて理想の異性が向こうから飛び込んでくるような出会いはまずあり得ませんし、昔の世話好き仲人さんのような人も少なくなりました。まして40代以降ともなればなおさらです。

自然な出会いがある場所とは

多くの人と会って言葉を交わしても、その人と生活を共にしたいと思える相手とはなかなか出会えるものではありませんし、こちらも相手から選ばれるわけですから、さらに確率は低いものになります。 つまり、より多くの人と出会う機会を自分から求めていかなければ、結婚に至るような出会いは得られないという現実を、まずは受け止めておく必要があります。

その上で、いまアラフォー世代がどのような場に出会いを求めれば良いのかという課題について、一緒に考えてみましょう。 独身が長くなった方のパートナー探しに関しては日頃から興味を持って情報収集をしていますが、「出会いの場」についてとても興味深いことが書かれてある本を見つけました。

著者は富山県高岡市で結婚相談所を営む婚活のプロフェッショナルで、本のタイトルは「~おとこの婚活本」となっていますが、女性が読んでも婚活のヒントが得られる内容だと思います。高岡市といえば決して小さな町ではありませんが、都市部に偏った情報が多い中で、地方で実績のある結婚相談所からの発信は大いに参考にしたいところです。

著者である西田氏がその本の中で紹介している優良な出会いの場の事例が以下になります。

①1日だけ、もしくは超短時間のアルバイト②ボランティア活動

③マラソン大会などのスポーツ大会

④地元のプロスポーツチームのファンクラブに登録し観戦

⑤文化教室や各種セミナーの受講・参加

⑥ペットのお散歩

⑦バスツアーへの参加

出典:「3ヵ月で結婚できる おとこの婚活本」(西田昌史 著 2010 ダイヤモンド社)

ここでは項目のみ引用させて頂きましたが、本の中ではそれぞれの出会いの場がどのように有意義なのかが詳しく述べられていて、良書ですのでぜひ手にとって読んでみて下さい。

さて、上記の出会いの場を見ていただくと、いずれも共同で作業をしたり、共通の課題に取り組んだり、興味を共有できたりしやすい場であることに気付いて頂けると思います。

犬の散歩で言えば犬同士が黙っていないので自然と会話が生まれたり、例えば史跡巡りのバスツアーには歴史好きのいわゆる”歴女”さんが多く参加していたりという風に、体験や興味を共有できそうな場を選択すれば話題にも困りませんし、それと同時に一定の時間を共有することでお互いに親近感も生じやすいです。

繰り返しになりますが、いま一度優良な出会いの場の特徴を確認してみましょう。

1.共同で作業をする場所

2.共通の課題に取りくむ場所

3.共通の学びを得る場所

4.趣味や興味を共有できる場所

5.体験を共有できる場所

具体的な場所ではなく抽象化した特徴を抽出してみましたが、みなさんの周囲でそのような機会や場所は思い当たるでしょうか。私は冒頭の画像のようなトレッキングイベントなどが該当するのではないかと思いました。少ししんどい思いもしながら声をかけあったりもして、一緒に達成感を味わうことが出来ます。

地域性もあると思いますが、例えばボランティア活動は、近年は日本全国で自然災害も多く、日常を過ごすコミュニティを出て良心的な見知らぬ誰かと一緒に汗を流すことはとても有意義だと思います。

それはあからさまに異性との出会いを求めに行くということではなく、おそらく核心的な出会いは多くの人との出会いを通じて流入してくるものだと思います。つまり、あなたが純粋に困っている誰かのために立ち働けば、きっとあなたの存在を認めて信頼を寄せてくれる人が自然と現れて、そうした人を介して新たな出会いが引き寄せられてくるのではないでしょうか。

ゴミ拾いのイメージ画像

上に示した出会いの場所の5つの特徴は単なる抽象的な「指標」にすぎません。けれども、もしあなたが繰り返しその指標に当てはまる場所や機会がないかと意識し続けたなら、程なくそれはあなたの潜在意識に組み込まれ、そうすると不思議なことが起こり始めます。

例えばテレビのローカルニュースを観ているときや新聞を読んでいるとき、あるいは自治体の広報に目を通しているときなどに、有望な情報が自然と目に飛び込んでくるようになります。 アンテナの感度が上がったあなたには、きっと出会いのチャンスが捉えやすくなりますので、あとは行動するのみです。

身だしなみや会話も大切ですが、本当に大切なのは「相手の存在を大切に思い、出会えた喜びを表す」ことです。 「あなたに出会えてよかったです。とても大切に思っています」 そう言われて悪い気のする人はまずいないと思います。

自分の存在を喜んでくれる人の存在は、きっと誰にとっても有難いものです。でも、もしそれが相手に伝わらなかったときは、さっさと身を引いて次の出会いに向かいましょう。アラフォー&アラフィフ世代に残された時間を考えれば、ストーカー呼ばわりなどされている暇はありません。

私の経験では、失恋の痛手に最も効く薬は次の恋愛です。ぜひ積極的に、出会いの場所へ足を運んでみて下さい。

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